[JIMOTO made Series]「御砂焼き」とも呼ばれる宮島焼のマグカップ世界文化遺産「嚴島神社」。御本殿下の御砂を粘土に混ぜて作られるのが「宮島御砂焼き(おすなやき)」です。神聖な御砂を使うことから「神砂焼(しんしゃやき)」とも呼ばれます。嚴島神社御用窯「山根対厳堂」によって手掛けられたこのマグカップは、広島の県木であり、紅葉の葉を一枚一枚貼りつけて表現する「もみじ紋」の文様が施されたデザインが特徴。手にすると、穏やかな瀬戸内海に浮かぶ「安芸の宮島」の風景が思い起こされます。江戸時代より風光明媚な名所として親しまれる、四季折々の宮島を感じながら、コーヒーをお楽しみください。 ※「宮島御砂焼き」の起源は、江戸時代中期。安芸の国の人々は、旅に出る際に本殿社下の御砂を護符として頂戴し、無事に帰郷すると、御砂に旅先の砂を加えてお返ししていました。この「御砂返し」という慣習から、御砂を混ぜた粘土で祭礼用の祭器が作られたことが始まりだと言われています。